打ち込みという言葉は、機械的な音を入れる操作の時によく使われます。
一方、レコーディングの際にも「打ち込み」が多用されるのをご存じでしょうか。
今回はレコーディングと打ち込みの関係について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼レコーディングは打ち込みで行う?
「打ち込み」とは一般的に、現代的な機械音で構成する音楽の総称として使われることが多いですよね。
しかし打ち込みは本来「あらかじめ録音した音を組み合わせる操作」を意味します。
例えばレコーディングの際、最初にドラムの演奏だけを録音し、次にベース、ギター、歌と録音していきます。
それぞれ単体で録音する場合もあれば、徐々に音を重ねる手法もあります。
こうして音源の音量や効果を調節しながら全体を作り上げるのが、打ち込みを使ったレコーディングです。
■一斉に録音したらダメなの?
演奏をレコーディングをするなら、一斉に演奏した生音を使ったほうが良いと思う方もいるかもしれません。
確かに生演奏を録音したものも、臨場感があって素敵です。
この方法が間違っているわけではありません。
しかし楽器ごとに分けて録音しておけば、それぞれの音の微調整ができます。
また、誰かが途中で間違えても全員で録りなおす必要がありません。
「作品」として残すなら、打ち込みのほうがより良いものができる可能性が高いでしょう。
もし機会があれば、打ち込みで作った音源と生演奏の録音、両方を聞いてみると違いがわかると思いますよ。
▼まとめ
打ち込みは機械的な音作りだけでなく、楽器の演奏をひとつずつ録音して組み合わせるレコーディングにも使われます。
一斉に演奏した音源とはひと味違う、作品としての音作りができるのが打ち込みの良さです。
こうしたレコーディングはご自宅でもできますが、騒音などの諸問題を解決するには
ライブハウスをご利用いただくと良いでしょう。
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